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きたはまひがししんこうちょうかいのかつどう
 

要望提出
2006.4月
大阪府案に対する要望書

本年3月1日にご説明いただいた八軒家浜整備計画案についてワークショップで議論を重ね、町会としての意見を取りまとめました。ワークショッププラン2004および2005に凝縮された地元町会として総意と熱意をご理解いただき、下記の要望事項を新しい八軒家浜整備計画に是非とも反映していただくことを要望いたします。

1.川への眺望を大切にしたい。
八軒家浜は最大の魅力は水辺の拡がりを体感できることです。既存建物からの眺望のみならず、公園を訪れる人々が水辺の拡がりを満喫できる計画を望みます。

・水辺の建物から大川の水面への見通しを確保して欲しい。
・メイン動線となる天満橋方向から水辺の拡がりを阻害しない計画にして欲しい。

2.水辺の建物と八軒家浜公園が断絶しないようにしたい。
建物と公園の一体的利用を図ることで相互に魅力を高め合う関係を構築できると考えます。そのため建物地下階及び建物際通路の快適環境確保への配慮を望みます。

・駐車車両からの騒音、排気ガスが直接通路にかからないようにして欲しい。
・建物地下階及び通路への採光、開放感を阻害しない幅員を確保してほしい。
・建物際通路への周辺地域及び公園からのスムースな動線を確保して欲しい。

3.周辺地域からスムースに出入りできる公園にしたい。
天満橋駅周辺は歩道が狭く非常に歩き難い状況が続いており、公園が完成した暁には天満橋駅から北浜方面へのもう一つの動線として活用できることを期待します。そのため公園と周辺地区との接続をスムースにすることを望みます。常時人が通ることで公園の安全性やブルーテントを防ぐことにも効果があると考えます。

・天神橋との接続について出来る限りスムースに出入りできる形態にして欲しい。
・天満橋駅から天神橋までスムースに通り抜けられる動線を確保して欲しい。

4.地域で生活する人々が水辺を楽しめる場にしたい。
観光客をターゲットとするのではなく、まずは地域で住む、働く、学ぶ人々が日常的に利用できるような水辺とすることを望みます。地域の人々が魅力を感じる水辺であれば自ずから観光客も訪れたくなるはずです。

・公園の活用は地域の人々が楽しめるような方向で考えて欲しい。

5.この場所固有の歴史を大切にしたい。
八軒家浜の歴史的な資源として、水運の拠点であったこととだけでなく熊野古道の出発点であったことも重要です。お祓い筋の南北軸は非常に重要な意味があり、この場所固有の資源として大切にしていきたいと考えます。

・お祓い筋方向から水辺への眺望を確保して欲しい。
・お祓い筋方向からの出入部分の観光バス駐車場はなくして欲しい。
・お祓い筋の意味を伝えるようなものをつくりたい。(一の王子等)

 

 
計画の趣旨
既存建物と
整備公園との関係
断面構成
駐車場位置
周辺街区との
ネットワーク
公園内施設
その他
ワーク
ショップ
プラン
2005

既存の土佐堀通り街区〜大川が一体となって、緑豊かなオープンスペースとなることを提案。

土佐堀通りの建物と水際は双方向の魅力アップにより、八軒家浜全体でのポテンシャルアップをはかり、水都大阪のシンボルゾーンづくりを目指す。

そのために、地元側として将来、ファサードの美観配慮、低層部の賑わい演出、土佐堀通り〜水辺への動線づくりに取り組んでいきたい。

建物際の通り抜け歩道を、まちと水辺をつなぐゾーンとして重視。見通しの良さ、空間の魅力づくりを目指し、活気ある通りとする。

土佐堀通り建物と水辺側を繋ぐ仕組み(ブリッジ等)づくりを提案する。

駐車場の位置は、大川と土佐堀通り建物の中央部とする。

公園高さは、土佐堀通りと同レベルとする。

計画地は、天神橋、お祓い筋等、既存の街とスムーズに連続し、まち全体で動線のネットワークを形成。

それぞれの通路は、接続部で視覚的、動線的に行き止まりとしない計画としている。

スムーズな動線形成の為、排気塔の形状・位置について、一部変更を提案。

将来に渡って継続的に街の発展に寄与し、地域ブランドの核となる計画であることを提案。

外部観光客のみの施設ではなく、地元と一体となったものとする。

建物は土佐堀通りの高さを越えることなく計画し、公園の下に100坪程度の施設を設ける。

 

大阪府
ベース案

大川からの景観を重視。
水辺に豊かな空間を確保する。

建物際通路は、駐車場が背を向けた裏通りとなっている。

土佐堀通り建物と水辺側を繋ぐブリッジは可能とする計画。

駐車場位置は、土佐堀通り側建物に寄った計画。

建物際歩道からみて、駐車場が近接している。

公園高さは、土佐堀通りより高いレベルに設定。

通路の端部では狭い折り返し階段により動線を処理。

2階建て、土佐堀通り+7m程度の計画。延べ床面積は500坪。

建物デザインは旧町屋を模した形態。

施設内容については、「情報発信基地」としており詳細は未定。

 
町会からの
要望

土佐堀通りから大川までが、一体となった計画であることを望む。

八軒家浜整備計画には、町会として今後とも参画していくことを望む。

通路は十分な広さを確保するとともに、壁が垂直に立ち上がって圧迫感を与えることの無いことを望む。

建物際通路から水辺公園側へは、動線上、景観上スムーズに連続することを望む。

ワークショッププラン2005での提案をベースに計画されることを望む。(別図参考図)

建物際通路から見て駐車場が露出、近接しないことを望む。また排気ガスが直接通路側に入り込まない配慮を望む。

以前の青空駐車場では、行政-住民の協議により、建物との間に約10mの緩衝緑地帯を設け、排気、騒音、プライバシーを守る計画となっていた。こうした経緯も踏まえて、駐車場位置が計画されることを望む。

既存街区とはスムーズな連続ができるよう、検討を望む。

行き止まり感の無い、安全で見通しの良い動線計画となることを望む。

八軒家浜の最大の魅力は、水辺に面した見通しの良い空間が広がることである。この見通しを阻害しない計画であることを強く望む。

大川沿いの建物は、大阪市「建築美観誘導制度」により、土佐堀通りから大川への見通しを指導されており、これが継承されることを望む。

旧町屋風の直喩デザインは、現況街並みにそぐわないと考える。

ボリュームの大きい公園施設の計画は、八軒家浜の見通しを遮るだけでなく、既存の建物との間に裏の部分を形成することになる。
また、規模が大きくなれば更新がされにくくなり、結果として維持管理が難しく、使われなくなることを懸念している。

計画にあたっては、長期的に関わっていく市民・住民の意見を十分に聞いて頂き、地域から遊離しないものとすることはもとより、要否を含めて再検討されることを望む。